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このプロフィールをご覧頂いている花嫁様は、ご結婚が決まって、ウェディングドレスをお探しになられて、ご自身のイメージするドレスが見つからずに悩んでおられる方が多いと思います。

 

このアトリエが生まれた経緯は、私の実体験から感じるものがスタートでした。

実体験から気付いた矛盾

私自身もウェディングドレス選びにはとても悩みました。

なかなか思うように自分の着たいドレスに巡り会えなかったのです。

 

ドレスを選び始めた時、私の着たいドレスは、マーメイドスタイルでした。

 

海外の花嫁様の素敵なお写真に憧れ、いざ探してみると…マーメイドドレスはお店の中でも数着しかなかったのです。

しかも、私が抱いていた憧れの花嫁様にはほど遠いデザインで、ときめきを覚えることもありませんでした。

 

「それならば、海外のインポートウェディングドレスを購入しよう!」…と、考えましたが、それにも壁は立ちはだかります。

 

目の前に立ちはだかったのは、「持込料金」という制度でした。

式場提携のドレス以外を着る場合、1着につき、5万円から10万円の持込料金を払わなければなりません。

 

自分の着たいドレスを着るだけなのに…

ただでさえ、結婚式は色々と出費が多いのに…

10万円もの持込料金があれば、彼のタキシードはオーダーが出来る。

自分が着たいドレスのために、見えない所に10万円も払うのか…

 

納得出来ない悶々とした気持ちを、今でも覚えています。

 

日本はウェディング業界独特の「式場提携」という慣例よって、花嫁様の選べるドレスの選択肢が狭められています。

式場と提携するドレスショップは、成約の場合、式場に25~50%のマージンを支払う必要があります。

ドレスを持込されると、式場にマージンが入らないため、マージン替わりに花嫁様に「持込料金」を請求する仕組みです。

持込料金も式場によって様々ですが、10万円単位の式場も少なくありません。きっと、式場のマージンのパーセンテージが高いのでしょう。

 

その特性が、花嫁様が着たいイメージのドレスがない…着たいドレスはあるけれど、お値段が高すぎて手が出ない…という状況を作り出していました。

 

花嫁様とご新郎様の晴れの挙式であるのに、自分たちの思い描く結婚式が出来ないことに、悔しい思いをされた花嫁様も多いと思います。

私自身もそんな思いを経験した中で、海外でウェディングドレスを探しました。

 

そして、一つの仮説に気づいたのです。 

 

「日本のウェディングドレスのレンタル料金は高すぎるのでは…」

 

海外でドレスを探せば、レンタルと同じ値段、若しくはそれ以下で、自分の好きなウェディングドレスを買えるじゃないか…それによって、持込料金を支払っても、レンタル料金とそれほど変わらない。

それであれば、自分の本当に着たいインポートドレスを諦めずに探してみよう。

 

そして、ウェディングドレスを海外で探し、本当に着たいと思うドレスを手に入れることが出来ました。


その想いは私だけではない

この時期、ドレスを手に入れるまでのプロセスをブログ投稿で日記のように書いていました。

そうすると、他の花嫁様から次のようなご相談をいただくようになったのです。

 

「私もどうしても着たいドレスがあります。お力を借りることは出来ますか?」

「着たいドレスが日本で見つかりません。海外で探すのを手伝って貰えませんか?」

 

もともと、私は服飾に携わる専門知識を勉強していました。

そのため、花嫁様の素朴な疑問にもお答えすることができ、信頼関係を築く上で、その知識はとても役立ったと思います。

 

着たいドレスを諦めたくない花嫁様のご相談に乗っているうちに、いつの間にか、自分の好きなドレスたちが集まっていったのです。

 

こうして、今のSNOW BRIDALの小さなアトリエが生まれていきました。


ブランドの価値は価格ではない。信頼である

 小さなアトリエで始めた最初の取り扱いドレスは、委託販売で花嫁様よりお預かりしたVERAWANGなどのシルク製の高級ブランドでした。

 

委託販売で増えていく上質なドレスの扱いは、化繊のドレスより、ずっと難しく、気を遣うものです。しかし、大切な花嫁様のドレスをお預かりする委託販売は、私の経験値を引き上げてくれる大事な期間でした。色んなインポートドレスがアトリエに集まることで、ひとつのブランドにこだわらない良さを経験出来たと思います。

 

 特定のブランドしか取り扱わないことは、どうしても知識に偏りが出ます。時には、そのブランドの欠点を隠し、花嫁様にご提供をする必要性もあるでしょう。

 

私は花嫁様からご要望があれば、どんなブランドのドレスでもお探ししてご提供することを信念としております。それこそが、自分自身のレベルアップにつながるからです。

 

日本のウェディング業界のシステムに疑問を感じ、沢山の花嫁様に広く浅くお付き合いさせていただくより、お一人お一人に寄り添ってドレスをご案内することを理想として、小さなアトリエにいたしました。

 

 煌びやかなショップとは違う部分もあるかと思います。しかし、その分、花嫁様のご要望に柔軟に対応しております。メールでのお問い合わせであれば、例え深夜でもお返事をさせていただいております。

 

ドレスの価格に上乗せされる経費を出来るだけ削減し、本来のクオリティに合った価格帯でご案内することで、花嫁様のお力になりたいと考えておりましたが、同業他店から苦情を受け、高い価格で販売することを強要されることもあり、今なお、自分の理想を模索しています。

 

「販売価格を上げろ」「価格を下げてブランドの価値を下げるな」という他店からの苦情をどうしたら良いかと悩み、ビジネスアドバイザーの方に相談したところ、「ブランドの価値は価格ではないでしょう。花嫁様からの信頼です。」と言われ、ハッとしました。

今やインターネットで世界中のドレスが手に入る時代です。

 

「ブランドの価値は価格ではない。信頼である」

私はこの言葉に信念を持ち、価格に見合ったドレスを花嫁様に届けたいと思います。

 

 日本のレンタルドレスは、何度もご使用出来るよう素材は頑丈で重たく、そしてサイズも柔軟に合わせられるよう、デザイン性は限られております。

しかし、海外に目を向けると、購入が一般的なインポートドレスは、花嫁様の大切な1日のためだけに作られた繊細でデザイン性に特化したドレスが数多く、お値段も様々です。

 

インポートドレスには必須とも言えるドレスのサイズ直しについても、SNOW BRIDALでは数々の経験を持つ職人を抱えており、花嫁様のサイズに合わせ、ぴったりにお仕上げさせていただいております。

 

今もこれからも、質の良いインポートのウェディングドレスを花嫁様に適正価格でお譲りすることやレンタルによってお届けすることで、ドレスに妥協したくない花嫁様のご期待に応えられるようご紹介してまいります。

 

ドレスでお悩みの花嫁様、ぜひ一度、オーナーこだわりの小さなアトリエ・SNOW BRIDALにご相談下さい。

 

SNOW BRIDAL

オーナー MARI